今年の流行語大賞になるのかな?第三者委員会という言葉

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リオデジャネイロオリンピック体操女子日本代表「宮川紗江」選手による記者会見にて新たに発覚した?とも言える日本体操協会からのパワハラ問題。もともとが速見コーチの暴力指導事件による無期限登録抹消に対しての弁明会見と見られていましたが、予想外の方向に話が進み、パワハラに関しては日本体操協会の塚原女子強化本部長から受けたとの告発。その告発に対しての協会と塚原夫妻の対応の悪さもあって、一気に熱を帯びてきました。世間の過熱ぶりに対して協会の対応として「第三者委員会の設置」を行い調査することとなりました。今回の宮川選手の告発は大きな話題と問題提起を呼ぶことになりました。

宮川選手はまだ18歳だそうですが、非常にしっかりとした態度と言葉で会見に臨み、結果として世間を一気に味方につけたように感じました。それほど素晴らしい態度と勇気ある発言でした。対してその後行われた日本体操協会の専務理事と弁護士による会見のお粗末さと、翌日の塚原夫妻の印象を悪くするだけの態度は、どちらが大人で子供か分からないほどでした。宮原選手に関しては心身共に万全な状態ではないため、世界選手権の代表は辞退されたそうですが、何かと首を突っ込むことに定評のある高須クリニックの高須院長が救済の手を差し伸べるようで、今後の活動もこれから対応を考える模様とのこと。才能ある選手がオリンピックを目前にこのような状況に追われるとは非常に悲しい事です。

今回の事がワイドショーで取り扱われるようになって、元オリンピック代表の森末慎二氏や池谷幸雄氏が番組に呼ばれ発言をしていますが、どちらも歯切れが良いとはいえず、もやもやした雰囲気になっています。しかしそれほど塚原夫妻の影響力が大きい事を証明しているのかもしれません。またSNS上でも元日本代表選手や元朝日生命体操部所属だった選手が宮川選手を応援する旨を表明しているところをみると、権力の大きさと昔からの影響力が裏付けされているとも考えられます。かつてあからさまな自チーム優遇策をとり、協会から追い出されていた前科もあるとのこと。であれば世間の一般人もそのような目で見ていくことになるでしょう。

2020年の東京オリンピックを前に「女子レスリング」「アメフト」「アマチュアボクシング」そして今回の「体操」と各スポーツ協会の腐敗が連日ニュースに挙がっています。そのどれもが中枢にいる老人軍団の権力名声保持のために行われているように感じます。正直どこの組織も60過ぎの人たちは第一線から即刻退いてもらいたいと考えるのは横暴でしょうか?マツコ・デラックスもよく「今の日本のどこの業界も、ダメにしているのは老人連中。政治も経済も中心が若い人達に変わっていれば、こんなことにはならず、もっと良くなっている」と言っています。極論かもしれませんが、あながち間違っていないとも思えます。

問題が起きたときに「第三者委員会による調査を行う」というフレーズを今年はよく聞きます。今年もまだ四半期あると考えると、まだ問題がくすぶっている団体はあるかもしれません。その時はまた「第三者委員会による調査を行う」というフレーズが飛び出すのでしょうか? スポーツで優先されるべきは選手、それが選手ファーストだと思うのですが、選手が苦しむことしかできない団体と役員には即刻変化を求めたいところです。

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